CONTEST

コンテスト概要

完成品のみを評価する従来のコンクールとは一線を画し、「進化の過程」を評価する「生きた創造性の劇場(リビング・ラボ)」を目指します。

募集テーマ

メインテーマ:『家族』

家族をどう定義するか。その解釈は、あなたに委ねられています。固定観念を脱ぎ捨て、あなただけの視点で「家族」を表現してください。

※「家族」そのものをモチーフにするだけでなく、そこから相対化させた自由なテーマでの応募も歓迎します。

サブテーマ:『AIに、愛はあるのか?』

現代のクリエイターは、AIという未知のパートナーと共に創作する時代に生きています。「AIは愛があるフリをすることができる」。

過去の膨大なデータから人間の感情を模倣し、時に心を震わせるような愛を語るAI。それは、私たちの相棒(AIBO)となり得るのか。それとも、脅威となるのか。作品制作を通じて、この問いにあなたなりの答えを投げかけてください。

応募部門

01

映像部門

FILM / VIDEO

対象内容
動画、実写、アニメーション、写真、イラスト等を編集・構成して制作された未発表の映像作品。
表現形式
短編映画、イメージビデオ、ショートムービーなど、表現形式や手法は自由。
作品尺(時間)
1分〜6分程度の仕上がりとする。※規定時間を超える長尺作品の場合は、その旨を解説した「編集短縮版(ダイジェスト版)」での出品・応募を認める。
02

音楽部門

MUSIC

対象内容
楽器演奏、歌唱・人声、各種サウンド(自然音・人工音等)で構成された未発表の音楽・音響作品(作曲)。
提出物
原則として、演奏および再現に使用する譜面(楽譜作成ソフトによる楽譜も可)を提出すること。
編成・ジャンル
音楽ジャンルやスタイルの制限はなく、異ジャンルのクロスオーバー(ミックス)も可。管弦楽、室内楽、楽器ソロ、バンド、アンサンブル、各種グループ等、編成は自由。使用する楽器・音源(西洋楽器、和楽器、民族楽器、古楽器、電子楽器、ボーカロイド、その他可聴域の音・振動を発生させる道具や行為等)の選択は自由。
作品尺(時間)
1分〜4分程度の仕上がりとする。※規定時間を超える長尺作品の場合は、その旨を解説した「編集短縮版」での出品・応募を認める。
03

アイデア部門

IDEA

対象内容
映像部門・音楽部門に該当しないその他の領域(ゲーム、アプリ、エレクトロニクス、漫画、ダンス、パフォーマンス、ファッション、フード・グルメ、情報や知見の有効活用など)における、独自性・有用性・ビジネス展開可能性を備えた未発表のアイデア。
提出・解説形式
アイデアの概要(500文字程度のテキスト、図版・作画、あるいは応募者本人・ナレーション・AIアバター等による解説動画[動画尺は映像部門の規定に準拠])を提出すること。

応募点数および応募資格に関する規定

応募上限
映像部門・音楽部門:個人・団体を問わず、各部門1人(1グループ)につき1作品まで。
アイデア部門:ジャンルが異なる場合に限り、1人(1グループ)につき最大3作品まで応募可能。
グループ・コラボレーションの扱い
共同制作(グループ・団体)の場合、主たる構成員が異なる場合は「別のグループ」として各々応募を認める。他クリエイターとのコラボレーション作品についても本規定を同様に適用する。

ジャンルを超えたコラボレーションは、KCPの重要な柱のひとつです。このすぐ下の「KCPコラボレーション」で、推奨の考え方や「劇場型コンテスト」の仕組みを詳しく説明しています。

KCPコラボレーション

KCPは、個人の作品の完成度を競い合うだけのコンテストではなく、フォーラム参加者(クリエイター・スポンサー・運営等)が協力して作品をグレードアップさせていく「劇場型コンテスト」を推奨しています。

提出後の作品について、運営や他の参加者からのフィードバック・追加素材・別視点の提案などを受けて改変・拡張することは、推奨されるコラボレーションのひとつです。コラボレーションは義務ではなく推奨であり、個人で完結した応募も同様に評価対象となります。

KCPのコラボレーション概要

映像、音楽など異なるジャンルのコラボの魅力は、互いの表現を補完し合い、新たな世界観を創造することができる点にあります。KCPの注目すべき独自性はこのコンテストとコラボレーションを同時進行で行う事にあります。

コラボ企画成立の流れ

  • 1.原則的には各分野で応募作品を提出したクリエイター間でコラボの提案、申出、条件交渉などを行う。
  • 2.マッチングの相談、打診は、フォーラムなどでの情報交換の後、運営事務局が交通整理しながら行う。
  • 3.コラボ受け入れ可能、拒否、相談次第などの対応は個別クリエイター間の自主判断で行う。

応募(コラボ)参加者の資格

制限無し。作品を提出できるプロアマ問わず個人、グループ、団体全て。

KCP自体の宣伝は拠点鹿児島から全世界に向けて発信される。(Prototype)では鹿児島を重点視。

各部門の優秀作品を商品、企業とビジネス次元のコラボすることによって<期待された形>に移行するまでの作業が運営事務局の役割。

審査・監修システム:共創による評価の仕組み

KCP prototype 2026では、閉ざされた審査員室で優劣を競う従来型の仕組みではなく、多様な視点が交差し、対話を通じて作品が磨かれていく「リビング・ラボ(生きた実験場)」としての公開審査を目指します。

サポーター、クリエイター、スポンサー、AI、KCF実行委員会がそれぞれの役割で参加し、全体を俯瞰するアドバイザーの視座を交えながら総合的に評価する「オープン・プラットフォーム審査」を採用します。

審査を構成する多様な主体の役割

  1. 01 サポーター・クリエイター・スポンサー

    投票やアンケート、フィードバックを通じて、作品が人々の心にどれだけ共鳴し、社会やビジネスへどのような影響を与えるかを測ります。

  2. 02 AI

    表現の新規性や構造的な特徴をデータから分析し、人の主観やジャンルに偏らない補助指標として提示します。

  3. 03 KCF実行委員会

    コミュニティの熱量とAIの分析を統合し、創造性、多様性、循環という理念や社会的な波及効果に照らして総合判断を行います。

  4. 04 アドバイザー

    採点を行う権力者ではなく、利害関係から独立した立場で審査全体を俯瞰し、創造性の本質から逸脱していないかを見守る「第三の目」を担います。

「専門家を置かない」ことの意義

ジャンルの混在を前提とする作品を既存の枠組みに当てはめず、フラットに評価するため、特定ジャンルに偏った専門審査員は置きません。一つの分野を深く探求してきた強度を尊重しながら、異分野やAIとの出会いによって生まれる変化を評価します。

AIの役割と限界

  • パターン認識と創造的な飛躍の違い:AIの分析は、過去のデータに基づく傾向や特徴の把握です。人間の予測不能な連想や、文脈を越えるひらめきのすべてを数値化できるものではありません。
  • 美的評価における主観性:何を美しい、新しいと感じるかは、時代や文化によって変わります。AIの指標だけで芸術的価値を決めることはありません。
  • ハルシネーションとバイアス:参照データの偏りや生成情報の誤りを前提に、AIは単独の審査員ではなく、複数の視点を補う分析役として位置付けます。

完成品だけでなく、進化の過程を評価

投票、アンケート、フォーラムでの議論を通じて作品が変化していく「プロセスそのもの」も価値として捉えます。AIの客観的な分析、コミュニティの熱量、実行委員会の判断が互いの限界を補完する過程を公開することも、Prototype 2026の重要な実験テーマです。

KCP(Kagoshima Creative Platform)AI利用ガイドライン

KCPは、テクノロジーと人間の創造性が協働する新しい文化経済圏の創出を目指しています。本ガイドラインは、クリエイターが安心して挑戦でき、かつ多様な表現が公平に評価される環境を構築するための指針です。

1. KCPにおけるAIの位置付け(役割と限界)

KCPでは、AIを「合否や価値を決める絶対的な裁判官」ではなく、「人間の創造性を多角的に照らし出す分析パートナー」として位置付けます。

  • パターン認識と創造的飛躍の違い:AIによる分析・スコアリングは、既存データに基づく特徴や構成のパターン解析です。人間の予測不能な連想、感情的なひらめき、文脈を超えた文脈の再解釈のすべてをAIが数値化できるものではありません。
  • 美的評価の主観性と多様性:「美しさ」や「新しさ」の定義は、時代・文化・個人の感性によって常に変化します。AIが算出する形式美や構成ロジックの指標のみで作品の芸術的価値を決定することはありません。
  • ハルシネーション(誤情報)とバイアスの前提:学習データの偏りやAI特有の誤情報(ハルシネーション)の発生を前提とし、AI単独での審査は行いません。AIの客観分析、サポーターコミュニティの熱量、実行委員会の理念判断の3者が互いの限界を補完し合う「オープン・プラットフォーム審査」を運用します。
  • プロセス(進化の過程)の評価:KCPでは完成された作品だけでなく、投票・アンケート・フォーラムでの対話を通じて作品がアップデートされていく「共創のプロセスそのもの」を重要な価値として評価します。

2. 応募ルールと権利・透明性の確保(AI POLICY)

① AI利用の申告義務(プロセスの透明性)

  • 申告の必須化:制作プロセスにおいて生成AIツール(画像・映像・音楽・テキスト・コード等)を使用した場合、応募時に「使用ツールの名称」および「制作全体におけるAIの活用割合・役割」の申告を必須とします。
  • 公平性の担保:AI利用の有無や割合自体によって直接的な採点上の不利が生じることはありません。透明性を確保した上で、適切な評価軸にて審査を行います。

② 著作権・法的権利の保護と管理

  • 権利侵害の禁止:他者の著作権、商標権、パブリシティ権を侵害するAI生成物の応募は固く禁止します。既存作品を意図的に類似させたAI生成物は審査対象外となります。
  • 学習データとライセンスの確認:使用するAIツールが第三者の権利を不当に侵害していないか、商用利用およびコンテスト応募が許可されたライセンスであるかを応募者自身でご確認ください。
  • KCPのサポート対応:権利関係やライセンス管理に関する疑義・トラブルに対し、KCP事務局が責任を持って確認窓口となり、適切な対応を行います。

3. クリエイターへの指針(制作における問いかけ)

KCPは、AI時代における人間のクリエイティビティの価値を深く探求します。作品制作にあたり、以下の問いかけを意識してください。

  • 独創性への挑戦(感受性と飛躍):「独自の違和感や感動(感受性)」から始まり、「未知のアイディア(飛躍的連想)」を経て「作品化」に至るプロセスこそが、AIには代えられない人間の本質的な創造性です。AIが提示する平均的な解を刺激や踏み台として利用しながら、あなたにしか描けない領域を目指してください。
  • 補完的パートナーとしての協働:AIを単なる省力化ツールとして使うのではなく、アイデアを戦わせる対話相手として活用してください。AIとの対話から生まれる予想外の化学反応こそが、かつてない表現を生む鍵となります。
  • 情報の検証と倫理的ガードレール:AIが生成した情報・素材にはハルシネーション(事実誤認)が含まれる可能性があります。クリエイター自身が事実と真実を見極めてください。また、差別的・暴力的な表現やヘイトスピーチ、不当な偏見を排除する適切な倫理的ガードレールを常に意識した制作を求めます。

4. ガイドラインの運用と改定について

本ガイドラインは、テクノロジーの進歩や社会的合意の形成、法制度の変化に応じて、KCF実行委員会および専門家・アドバイザーの助言のもと、柔軟に改定・更新を行います。

応募・スケジュール

公募期間
2026年10月1日〜12月20日
審査期間
2026年11月1日〜12月31日
中間発表
2026年12月初旬(予定)
審査結果発表
2027年1月中旬(予定)
提出物
作品データ(MP4・PDF形式など、部門に応じた形式)
提出方法
サポーター登録のうえ、専用応募フォームから作品ファイルをアップロード
公開
事務局チェック完了後、公式YouTubeチャンネルと作品一覧で順次公開
応募細則
部門ごとの対象・提出物・作品尺と応募点数は、上記の「応募部門」をご覧ください。応募の条件は作品応募規約に定めています。